みなさん、いかがお過ごしでしょうか。西新井ホリ歯科です。
寒さが和らいできて活動しやすくなってきましたね。
今回、ブログで話したいことは「赤ちゃんの虫歯」について。
赤ちゃんは本当に可愛くてすべてがきれいですが、何をきっかけに虫歯になるのでしょうか。
赤ちゃんが虫歯になる原因や親が気をつけることを見ていきましょう。
虫歯は感染症の1つ
赤ちゃんが生まれたとき、口の中には虫歯の原因である虫歯菌(ミュータンス菌)はゼロ!
「ゼロならずっとゼロじゃないの?」「どこで感染するの?」と思いますよね。
感染する原因は後述します。まずは虫歯菌(ミュータンス菌)について知りましょう。
そもそも虫歯菌(ミュータンス菌)は感染症の1つです。
感染症は「病気を引き起こす目に見えない生物が体に入ることで症状が出る」こと。
虫歯菌(ミュータンス菌)は感染症の1つなんです。
食べ物に含まれる糖質から酸ができて、歯の表面のエナメル質を溶かして虫歯になります。ほかの感染症とは症状のタイプが違いますが、虫歯は立派な感染症です。
赤ちゃんは唾液で感染する
赤ちゃんが虫歯菌(ミュータンス菌)に感染する原因は唾液!
でも、赤ちゃん自身の唾液には(ミュータンス菌)はいません。
誰の唾液かというと、赤ちゃんに接する人の唾液からです。
たとえば、パパ・ママ・きょうだいなど。
昔はママからと言われていましたが、決してママからだけではありません。
詳しい経路は次の項で説明します。
赤ちゃんに虫歯が感染する経路
赤ちゃんに虫歯が感染する経路はさまざまです。
たとえば、大人が使用中のカトラリーで赤ちゃんに食べさせたり、赤ちゃんのほっぺにキスをしたりすると感染します。カトラリーは唾液が付いていることは分かりますよね。ほっぺにキスしても、知らない間に唾液から感染しているのです。
さらに厳密に言うと、赤ちゃんの近くでくしゃみをする、食事をフーフーして冷ますことも唾液で感染するきっかけになります。
赤ちゃんが虫歯に感染しないために気をつけること
どの行動も赤ちゃんがいる家庭では普通に行われることですよね。
虫歯菌(ミュータンス菌)が赤ちゃんに感染するきっかけでもあったんです!
乳歯は6ヶ月ごろから生え始め、1歳6ヶ月から2歳7ヶ月ごろが最も感染しやすい時期で「感染の窓」と呼ばれています。
この時期は特に虫歯菌(ミュータンス菌)に感染しないように対策しましょう。以下のような対策が効果的です。
- 赤ちゃんに接する人が口の中を清潔にしておく
- 赤ちゃん専用の食器を用意する
- 赤ちゃんも乳歯が生えたら定期的に歯科検診を受ける
虫歯になると大変です。
西新井ホリ歯科は、赤ちゃんからおじいちゃん・おばあちゃんまで対応しています。
虫歯のリスクを減らすためにも、家族みんなで定期的に歯科検診を受けてくださいね。
まとめ
赤ちゃんが虫歯になるのは唾液で感染するからです。
でも、感染を100%予防することはとても大変。
西新井ホリ歯科は、赤ちゃんはもちろん家族みんなの口の中を守ります!
虫歯が心配な方は西新井ホリ歯科のホームページから、もしくは電話で予約してください。
スタッフ一同、お待ちしております。
堀永 知義(院長)
一人一人に適した治療で、皆様が素敵な笑顔を取り戻すことを私の診療理念としています。