歯医者に行く回数について

こんにちは。西新井ホリ歯科の医院ブログです。

歯医者に行くことになると、「1回で終わることがないな」と思う方もいるでしょう。

「なぜ、何度も行かなければいけないのか」

「1回で終わらせてほしい」

など疑問に思いますよね。

今回は歯医者に行く回数についてです。治療に回数がかかる理由や原因ごとの回数をお話します。

目次

治療の原因によって回数が異なる

口の中のトラブルはさまざまな原因があり、歯医者の治療回数は原因によって異なります。主な原因は以下の2つです。

  1. 虫歯の場合
  2. 歯周病の場合
  3. 神経まで治療する場合

それぞれの原因毎に目安となる治療回数などを説明します。

西新井の歯医者ホリ歯科

1.虫歯の場合

虫歯の進行度合いに応じて治療回数が増えます。浅く小さな虫歯なら1回で終了します。しかし、詰め物が必要になると治療回数が2~3回は必要です。さらに、虫歯が深い部分まで到達している場合は、根治治療を行わなければいけません。すると治療回数はさらに増えます。そのため、定期検診を受けて虫歯を早期発見・早期治療することが大切です。

2.歯周病の場合

虫歯より通院回数が必要になるのが歯周病の治療です。歯周病の治療は歯周病菌が原因のため、目に見えていない歯周病菌との戦いです。そのため、長期間通院しなければいけないため、回数も自動的に増えます。具体的な回数は、実際の状態によるため歯科医師に確認しましょう。

3.神経まで治療する場合

神経まで治療する場合は、最低でも5回以上は必要です。神経は1本ではなく、複雑に枝分かれしています。そのため、治療回数がかかるのです。神経を取ったら根の治療をしたり被せ物を作ったりと、さまざまな治療を経て終了します。

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治療に回数がかかる理由

歯医者に行くのは治療のためです。クリーニングの場合は1回で終わりますが、治療は1回で終わりません。

理由は以下の3つです。

  • 一気に治療ができない
  • 治療は1本ずつ
  • ルールを守らなければいけない

次項より詳しく見ていきましょう。

一気に治療ができない

治療回数は原因によって異なりますが、多くの場合、一気に治療ができません。小さな虫歯なら1回の治療で終わります。しかし、少しでも深い虫歯になると治療をして型を取り、詰め物や被せ物を付けるなどさまざまな治療が必要になるからです。

治療は1本ずつ

たとえば、左右の歯に治療が必要になり同時に行ったとします。どちらも痛みに配慮するために麻酔をした場合、両側が麻痺します。麻酔の効果は時間と共に消えますが、同時に麻痺しているのは大変ですよね。

また、同時に複数の歯を治療した場合、噛み合わせにも問題が出ます。1本ずつ治療するとバランスを確認できますが、同時に治療を行うと噛み合わせのバランスに影響します。さまざまな理由から、治療は1本ずつ行います

ルールを守らなければいけない

歯医者で行う治療は多くの場合、保険が適用されます。保険診療を行うには、さまざまなルールを守らなければいけません。保険診療は、加入している人に平等に医療を提供するためにある制度です。そのため、ルールを守ると回数に制限が出てしまうのです。

回数を減らしたいなら定期検診が大切

歯医者に通う回数を減らしたいなら、定期検診が大切です。定期的に歯医者でクリーニングをしましょう。クリーニングは汚れを落とすだけではなく、虫歯や歯周病を発見することもできます。治療は早期発見・早期治療が大切なため、定期検診を受けましょう。

まとめ

治療のためであっても、歯医者に通う回数は少ない方がいいですよね。ホリ歯科は治療だけではなく、定期検診も可能です。子どもから大人まで対応しているため、ご家族で受診できます。


投稿者プロフィール

堀永 知義(院長)

一人一人に適した治療で、皆様が素敵な笑顔を取り戻すことを私の診療理念としています。

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